カーペット・メンテナンスのツボ
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土足使用のカーペットの場合、外を歩いた靴で室内を歩きます。
すると皆さんもご想像できる通り、靴の裏に付着した汚れ(土砂や小石、雨水や泥など)を室内に 持ち込むことになります。
上履き(裸足使用なども)使用の場合は、スリッパや靴下に付着したホコリや汚れ、裸足の場合は 体から出る『皮脂』や『汗』などが汚れの原因となります。
カーペットはどうして汚れるの?
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Q;想像してみてください!
大草原=カーペット、遊んでいる子ども達=汚れ
例えば、大草原の中で遊んでいるちびっ子達を空から見つけ出そうとしても、
なかなか発見するのは難しいと思いませんか?
A;カーペットは、@の画像を見て分かる通り『立体的』に出来ています。
・・・ということは、カーペットは汚れを隠しやすい構造なのです!
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Q;では・・・汚れはどこから来て、どこへ行くのでしょうか?
ご自宅のフローリングを掃除すると髪の毛やホコリ、食べカスなど、目で確認することが 出来ると思います。
A;カーペットの場合、目で確認出来ないだけで、それらの汚れの大部分をスッポリと ポケットの中に隠しているのです。
また、土足で歩くオフィスの場合は靴に付着した土砂や雨水などもカーペットは吸収します。 (図A参照)
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吸収できる容量を超えると、次の場所での吸収が始まります。(図B参照)
これを放って置くと、人が歩くところだけ真っ黒になっていきます。
カーペットの場合、目で確認出来るくらいの真っ黒な汚れは、 『元の状態に戻すのに時間がかかる』もしくは『手遅れ』の状態の場合があります。
それを防ぐためにも、日常的なメンテナンスと定期的なメンテナンス(クリーニング)をすることが大事に なってくるのです。
次回へつづく・・・・・